おおきく振りかぶって (2)作者: ひぐちアサ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/08/23メディア: コミック購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (259件) を見る


【けど、おおきく振りかぶってが1番好き】

 
 本屋に立ち寄ったらアフタ−ヌーンの最新号が並んでいたので、即購入。
読みたい連載が3本あれば雑誌を購入する主義のボクとしては、「おおきく振りかぶって」、「げんしけん」、「ラブロマ」の三作品が連載さている時点でアフターヌーンはチェックすべき雑誌である(最近はハツカネズミの時間も移ってきたし)。
 で、今月気になったのは、げんしけん。作品の本筋とは離れてしまうが、主人公達が大学四年生となり、就職活動に励んでいるのだが、主人公は出版社を目指し(現在連戦連敗中)、イケメン天然オタクはエロゲー会社の内定をゲットしていた。
 昨年げんしけんのサークルの先輩たちは、1番オタクな斑目が(一応)普通の会社に就職したりと、一般社会に適応していった。
 で、週末、アキバを歩いていると、普段どこに生息しているのかという位大量のキモオタがいるのだが(含む自分)、こいつらは果たして普段どういう生活をしているのだろうか?
 学生、フリーター、ひきこもり、ニート、リーマン、契約社員……。彼らが平日にスーツに着替えデスクぬい向かっている姿が全く想像出来ない。
 これとは逆に、マリンスタジアムにマリーンズ戦を観に行くと、そこにいる観客の生活などは簡単に想像がつくのだ。彼はまだ学生だなとか、彼女はOLさんなんだなとか。
 何故、今更こんな話をするか言えば、ボクが来月には今いる会社を辞める予定であるからだ。映像関係の仕事で、多少趣味を生かせる仕事ではあるのだが、昨年末のボーナスが5万、今年のボーナスが4万と、とても生活できる給料ではなく、仕事内容(クレーム処理が殆ど)により人間嫌いが一層悪化し、精神科に通院しながら毎日を過ごしている。
 もはや、心身ともに疲れ果て退職を決意したのだが、ボク等のようなオタクが仮面を被り、普通の会社で働けるのかと考えるだけで、別の意味で憂鬱になる。
 だから、せめてマリーンズには連敗を脱出してもらい、ボクの心を癒してほしいものである。