先輩とぼく0


先輩とぼく〈0〉 (電撃文庫)

先輩とぼく〈0〉 (電撃文庫)


自分ランク:B
100冊77冊目


 むかしむか~しと言っても2年前の夏のある日のこと。その日は生暖かい風が吹き、なぜか胸騒ぎがする夜でした。道本さんは導かれるように墓場へと向かったそうです。すると、そこで見たものは…、幽霊を一生懸命捜す先輩だったのです!なんて、素敵(?)な出会いで始まる、今回は愉快な仲間達結成秘話!
 なぜ、OMRなんかがまかり通っているのか?なぜ、ぼくは先輩を好きになってしまったのか…。すべての疑問にお答えいたします!超絶美少女だった先輩に、かわいい少年だったぼくに、元からオタクだったタッキーに、さぁ会いに行ってみよー。
 シリーズ第六弾は、「先輩ぼく」エピソード0のお話。
 つばさ先輩と道本先輩が付き合っていたり、はじめ君がつばさ先輩に惹かれていく過程、男のはじめ君と女のつばさ先輩との掛け合い。笑いは抑え目ですが、それまで陰の薄かった道本先輩や美香先輩などが活躍し、ほのぼのとした気分にさせられます。