明治宰相列伝に行ってきた
萌えるローマ帝国HAPPYMAXさんのブログでその存在を知った、国立公文書館での「明治宰相伝」なる展示。いやー、ネット社会って便利ですね。
そんな訳で、東京は竹橋の国立公文書館に行ってきた。
普段はまずこないな、こんな場所。
これが目当ての展示会。
入場料も無料なら、音声ガイドも無料。しかも冊子まで配布しちゃって。オレが高杉晋作なら、「よ、税金の無駄遣い」と安倍首相に声をかけるね。
いや、真面目な話、当事の組閣人事の原稿とか、条約に関する原稿とか、「太政官」とか「内閣」とかの印が真ん中にある原稿とか、そうした文化物を肉眼で見られたことにはちょっと感動しましたね。
アル中軍人の黒田清隆が想像していたより文人ぽかったり、桂太郎と伊藤博文がたった六つしか歳が変わらなかったり、その地味な桂が歴代首相の中で一番在任期間が長かったり、西園寺公望が予想通りチキンな感じだったり、色々と勉強になりました。
どうせ無駄に税金を使うなら、年末の道路工事とかじゃなく、こういう企画に使って欲しいね。