鉄のラインバレル

鉄のラインバレル 1 (チャンピオンREDコミックス)

鉄のラインバレル 1 (チャンピオンREDコミックス)



自分評価:B

早瀬浩一少年は人工衛星の落下が原因で起きた“事故”で重傷を負う。半年後、目覚めた彼は他人の違う“力”を手に入れていた…。そして突如謎の巨大なロボットが彼の目の前に出現する!! 超本格リアルロボット・バトルアクション始動!!―byアマゾン

 
 永野護の推薦文に惹かれて購入。
 ロボットマンガを書くなんて、正気の沙汰じゃない。描くのは面倒だし、労力のわりには売れないし……。そんな訳で、そんなロボットマンガを真正面から扱う意気込みやよし! 戦闘シーンも迫力あるし。
 そんで、突然強大な力を手に入れたっ主人公の早瀬浩一君、暴れまくります。中学生なのに不良高校生をシメ、かつて自分を苛めていた同級生をシバキ、自分を捕獲しようとしてきた相手ロボットをスクラップにします。そのDQNぶりは、まさにZガンダムカミーユ・ビダンです。
 そして、強い相手に自分がボロ雑巾のように痛めつけられると、「ああああああああああ」と泣き叫ぶ始末。まるで、ウォン・リーに鉄拳制裁された途端「暴力はいけない」と泣き言を吐くカミーユそのもの。
 DQN早瀬君の今後が気になります。やはり最後は精神崩壊でしょうか?

 あと、出てくるロボットがエヴァンゲリオン風味なのは、作者がガイナックス出身だからという噂は本当なんでしょうか?

6/100