本当に強いチームって 対西武1-3回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計  
ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1  
西 武 0 0 1 0 0 0 0 0 1X 2  

【ロッテ】セラフィニ、山崎、●薮田(0勝2敗)
【西武】帆足、H森、○豊田(2勝0敗)
本塁打】フェルナンデス2号(西)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
ロッテ 2 2 1 1 0 2 1 1 2 12  
西 武 0 0 0 0 1 0 1 1 1 4  

【ロッテ】 ○加藤(1勝0敗)、S小宮山(1セーブ)
【西武】 ●涌井(0勝2敗)、宮越、岡本
本塁打】李1号(ロ)、今江2号(ロ)、西岡2号(ロ)、カブレラ4号(西)


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計  
ロッテ 0 4 2 0 1 3 4 0 1 15  
西 武 0 3 0 0 0 0 0 1 0 4  

【ロッテ】 ○小野(2勝0敗)、山北、山崎、薮田
【西武】 ●石井貴(0勝1敗)、芝崎、正津、宮越、星野、大沼
本塁打】和田1号(西)、李2号(ロ)、ベニー2号(ロ)



【ヤマは越えたか】
結果だけみると、2勝1敗。しかも敗れた初戦も豊田から点を取り追いつくという奇跡を演出。2戦目、3戦目は打線が爆発。2戦目では涌井にプロの洗礼を(いつもはルーキーにアマの洗礼を浴びまくっていたのに)、3戦目は日本シリーズMVPの石井姉貴をKO。
昨シーズンに較べると、打線のレベルアップが著しい、。控えに、堀、井上、渡辺正人が残せるなど、層が厚くなっている。


【本当に強いチームとは】
唯一の不満は、一戦目の敗戦。土壇場で同点に追いついた点は評価できるが、やはりそれ以前に得点できなかったのはイタダケナイ。特に安打数では西武を上回っていただけに余計にね。
「強いチームは勝つときは接戦で、負けるときは大敗する。弱いチームは勝つときは大勝するが、負けるときは僅差で負ける」という台詞をよく耳にする。二桁得点を記録した2試合、西武投手陣の2番手、3番手は明らかに敗戦処理軍団なので、これを打ち込んでみたところで、やはりマリーンズ打線が強力とは言い切れない面もある。
何とも贅沢な話だが、やはり接戦をモノにしてこそ、Aクラス、そして優勝が見えてくるのだと思う。


【GOGO大塚明
ここ数試合、大塚が絶好調で、ほぼレギュラーの座を掴みつつある。ここ数年、ケガでふるわなかったが大塚だが、昨年やや復調の気配を見せ、今年は走・攻・守において大活躍。99年、そして2000年のシーズンにおいてほぼレギュラーの位置を掴みかけ、「秋山2世」(秋山幸二:西武⇒ダイエー)との呼び名を得ていた大塚だが、ヒザ、肩の故障により長期間の戦線離脱。正直なところ、もはや大した期待はしていなかった。かつての巨人の吉村禎章のように、一軍のグラウンドに戻ってきてくれて、時たま昔日の活躍の片鱗を見せてくれればいいと思っていただけに、今シーズンの活躍にはただただ感服するばかりである。
今シーズン、大塚明がレギュラーに定着すれば、優勝も夢ではない。そんな気がするのは自分だけだろうか。


http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050409-0009.html
しかし、巨人戦の視聴率、ホントやばいっすね。