先輩とぼく3


先輩とぼく〈3〉 (電撃文庫)

先輩とぼく〈3〉 (電撃文庫)


自分ランク:B
100冊74冊目


 「…足りないな」その先輩の一言で、OMRの一員にさせられたのは不思議少女の桜さん!占いマニアでポーカーフェイス。凰林高校の変人博覧会のこの部に、またまた濃い~娘が入ってきました。そんな無表情な彼女に、これまた無表情な真太郎が一目惚れしちゃったからもう大変!面白いことを見つけて大喜びの先輩、親友の願いを叶えてあげたいぼく、やたらに首を突っ込む嵐ちゃんず。みんながてんでバラバラに真太郎を応援(!?)し始めたので、大騒ぎにならない訳がない!!そんなこんなで最後はホロリとくるはずの第3弾!ちなみに魔法少女始めました…。
 シリーズ第三巻。台詞回しが某2ちゃんねるとかの住人には堪らない。「オレ、この戦いが終わったら結婚するんだ」「……動かない、ただの屍のようだ」「あの壷はいい壷だから」等々。魔法少女や料理下手娘の定義なども、思わず成程と納得してしまった。ラブコメありギャグありシリアス殆どなし。
 こうやって肩の力を入れずに読める本は貴重かも。