キララ、探偵す。
- 作者: 竹本健治,安森然
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/01/27
- メディア: 単行本
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自分ランク:C
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愚図なドジっ娘メイド・キララの正体は最新鋭アンドロイド。ご主人様のためならあんなコトもこんなコトも! 青春メイドミステリー
……竹本健治も、もう五十歳を越えたんだよなあ。かつて早熟の天才として名を馳せた作者だが、年々その作品のレベルが落ちているのは、もう歳だからか。そんなことを思いつつ、一読。
……竹本先生、違う方向にぶっとんじゃいました。これってエロ小説ですか? いや確かに俺は「ウロボロスの偽書」のエロシ−ンをオカズにしたことがありますよ。けど先生、公衆の面前でアナル責めですかー!?
2ちゃんでは、「出来損ないのライトノベルのよう」と酷評されているが、ミステリとしての謎解きはそんなに悪くはない。ただ、人物描写がなあー。死語ばっかだし。メイドが探偵?と思って何の予備知識も無く本書を手に取った読者(普段多くのラノベを読んでいる人)は不満だらけだろうなーと思う。
竹本ファン以外が読んで素直に楽しめるかは疑問。