喪男の哲学史
- 作者: 本田透
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/20
- メディア: 単行本
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自分ランク:S
100冊68冊目
プラトンの理想郷はアキバ!? デカルトは「人形萌え」 萌え逃げの達人ゲーテ ヘーゲルのセカイ系哲学 vs.キルケゴールのキモイ系哲学 「乙女化」の先駆者アンデルセン 女に捨てられて「俺萌え」に走ったニーチェ 「国家萌え」で悲劇を招いたナチス 喪男の精神に分け入ったフロイト
偉大な思想家はみんな喪男だった!
喪男【モダン】
喪男とは……モテない男、ではなく、モテることを拒否する男のこと
こんな人は必読!
●哲学・思想について知りたい人
●人間の知の歴史について知りたい人
●オタク文化について知りたい人
●いまの恋愛資本主義社会に疑問を感じている人
●自分の存在について深く知りたい人
やってくれました、本田先生!
電波男に続く怪作です!
全国数十万人の喪男のバイブル、ここに登場!
語るんじゃない、感じるんだ!
我々には2次元がある。超人になれ! セイバーオレと結婚してくれ、いや長門由希でもいい、やっぱ神瞳かりんが一番か。いやFSSからセイレイ・コーラスでも。
やっぱ2次元です!
しかし、本書は本田先生の怨念の塊である。ちょっとした好奇心で読むと、本田先生のルサンチマンに飲み込まれてしまい、人格が破壊されます。
哲学の他にアニメ、ゲーム、オタ文化に対して膨大な知識を要求する本書を、完全に理解できるのはセカイに何人いるのだろうか?